素材の味を最大限に活かした馬渡のもっちり餃子。
旨みをギュッと閉じ込めているので、一口一口、噛みしめるほど素材のコクと旨みが口の中いっぱいにひろがります。
その味には秘密があります。
長年の経験で培ったプロの技。
『野菜の甘み』『挽き肉の旨み』それぞれが引き立ち合うようにと、私たちは配合や練りにもすべてこだわっています。毎日仕入れる野菜ですが、産地は同じでも昨日と今日では、甘みや旨み、瑞々しさなど、毎日微妙に違っています。
その日の素材の旨みや食感のバランスを考えて、材料を刻み、丹念に時間をかけて手作業で合わせていく、長年の経験で培ったこの手の感覚こそが、馬渡独特の餡(具)を作るのです。
一般的な餃子と違った、ふんわりもっちりとしたリッチな食感が生まれます。
そうして出来た餃子の餡(具)は、6時間ほど寝かせて味を熟成させた後、もっちり皮で包んでいきます。
開業以来の製法を、今もかたくなに守り続けています。
皮も作り置きを一切せず、九州産の小麦粉をつかって毎日仕込み、長年の経験から、その日の気温や湿度をみて分量を調合し、コシを与えるためにたっぷり時間をかけて仕込んでいます。開業以来の製法を、今もかたくなに守り続けています。
そしてこの練りは、皮にも旨みを与えます。まずは、何もつけずに一口食べてみてください。皮にも旨みがあることに気づかれるはずです。「秘伝の皮」と呼ばれる馬渡のもっちり皮は餃子職人が手練りにこだわって生み出した、門外不出の技術を活かし旨みを閉じ込めます。
それは、皮もただ練ればいいのではなく、その日の天候を肌で感じつつ、毎日調合を微妙に変え、そして小麦粉の呼吸をさぐりつつ一番良いタイミングを見極めているからです。これも長年の経験と勘を持つ、餃子職人の技なのです。
馬渡の餃子を一度じっくりと眺めてみてください。一般的な餃子の皮と比べるとほんのり黄身がかかっています。
餃子の馬渡のもっちり皮は、漂白剤も保存剤も使わず、美味しさを追求した必要最低限の素材にこだわってます。そのため、日持ちさせるための塩も入れておりません。 ほんのり黄色い、この色は、小麦粉そのものの色なのです。
産地にもこだわっています。
契約農家さんが毎日新鮮なキャベツを届けてくれます。低農薬で育てられたキャベツは、甘味があり安心で安全です。
それ以外に、味を引き立てくれる数々の野菜も産地にこだわり、宮崎県産のニラ、北海道、佐賀県産の玉葱、宮崎産ニンニクなど、すべて国産野菜だけを使用しています。素材の新鮮さや美味しさはもちろんのこと、お客様に安全で安心なものを、食べて頂きたいと、素材の産地にもこだわります。
馬渡の餃子の味の要でもあるお肉(合挽き肉)は、厳選した国内産の豚肉と牛肉の合挽き肉を使用しています。 馬渡オリジナルの調合でお肉を合わせ、素材そのものの旨味を損なわないように、粗挽きに仕上げています。 毎日、挽きたてを使用し馬渡こだわりの餡(具)を作っています。
「馬渡さんの餃子は、油っこくなく、胃にもたれないですよね」とのお客様の声をいただきます。 理由は、ラードにも秘密があるからです。 品質の良い豚脂肪分(ラード)は、サラッとしていて食べやすく、くどさがない。適量の摂取なら体にも良いといわれています。 ラードの最大の特徴は、旨みに加え、焼いた時の独特のカリッと香ばしい風味にあります。ラードは、豚の旨みがそのまま反映されるため、馬渡では上質な宮崎県産の豚脂肪を100%使用しています。 それを自社で炊きだし精製している自家製ラード。そのため調整ラード(牛脂、パーム油などブレンドしたもの)では味わえない、風味が楽しめるのも特徴です。